企画・編集制作

人間はなぜ歌うのか?
人類の進化における「うた」の起源
ジョーゼフ・ジョルダーニア 著・森田稔 訳/アルク出版
ISBN978-4-901213-59-2
定価2900+税円
四六判/上製/318頁
2017年04.18
初刷

担 当

出版事業

内 容

はじめにポリフォニーがあった。モノフォニーは人類が言語を獲得していく過程で生まれた。

概 要

「きわめて挑発的、かつ示唆深い仮説が豊富なエピソードとともに語られる本書は、音楽進化学の入門として非常に魅力的なものである」(本書「解説」より 東京大学大学院総合文化研究科教授・岡ノ谷一夫)

人間はなぜ歌うのか?――音楽とは、人類の進化の過程で、私たちににいったい何をもたらしてくれたのでしょうか。かのチャールズ・ダーウィンは、音楽を「人間の通常の生活に直接の役には立っていない」と評しましたが、そうであれば、私たちはなぜこれほど音楽を、とりわけ「歌」を愛するのでしょうか。
本書は、その単純な疑問から出発した、しかし実にユニークで広大な「人類の進化」について語る本です。本書の著者は民俗音楽の分野における研究・活動を顕彰する国際的な賞「小泉文夫音楽賞」2009年度受賞者ジョーゼフ・ジョルダーニア氏であり、本書は氏の初の邦訳書となります。地図や図表を新たに加えた本書は、専門家のみならず「人類の進化」「音楽の起源」に興味を持つ全ての方々に分かりやすく、また読み物として楽しんで頂ける一冊です。
ぜひ、「音楽進化学」の一端に触れ、人類の太古の合唱歌唱に思いを馳せてみてください。
メニュー欄の「販売」をご覧の上、御注文ください。

全体の構成


序 「音楽の起源」をめぐる探究の広がり

第1部 世界に分布する歌のポリフォニー様式
第1章 モノフォニーとポリフォニー 世界の「歌う」様式の分布
第2章 人類の「歌う」文化の歴史 初期人類の進化過程における合唱歌唱

第2部 人間はなぜ歌うのか?
第3章 人類の歌唱の起源 「歌」と「戦争」
第4章 誰が最初の質問を発したのか? 人間の言語・知性の起源
第5章 人類はいつ分節した発話に転じたか? 歌うこと、話すこと、そして吃音
まとめ 人類の進化と歌唱行動の歴史

解説 岡ノ谷一夫(東京大学大学院教授)
訳者あとがき
謝辞
出典と註

このページの先頭へ